反響主義ポスティング 株式会社 ポスニー

会社理念 [Corporate Philosophy]

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私たちは、ポストが好きです。

私たちの仕事は、
チラシを配ることではありません。

私たちの仕事は、
チラシを配らなかったら絶対にあり得なかった感動を創り出すことです。

クライアント様からお預かりしたチラシを配布しているとき、私たちはこんなことを考えています。

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夕暮れ時に住宅街を配布していると、各家庭からいい匂いがしてきます。
アパートのポストに投函していると、部屋の中から「お腹すいたー!」と騒ぐ子供の声と、あわただしく料理をしながら子供をなだめる母親の声が聞こえてきます。そんなとき、私たちがたったいま投函したデリバリーメニューを見た子供が、明日の今頃は母親に「今日はピザがいいー!」とねだっているのではないか、と夢想します。

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配布中に引越しの現場に遭遇することも多々あります。
ブルーシートとテープで養生されたエントランスから運び込まれる家具やダンボール箱を横目に、マンションの集合ポストにインターネット回線のチラシを投函しています。
引越しも終わって一段落し、明日からはお父さんも仕事だという休日最後の夜、私たちが投函したチラシを見ながらプロバイダはどこがお得か、キャンペーン商品を何にするかを議題にプチ家族会議が開かれていることを夢想します。

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オートロックで外界と隔たれたマンションでは、入口の横に設えられた集合ポストは住人様とクライアント様をつなぐ唯一の窓口です。
私たちは一つ一つの窓を覗き込み、チラシを投函しながら、そこに広がるドラマの可能性を夢想します。

大半は捨てられるチラシも、百人に一人、千人に一人、一万人に一人は確実に必要としている人がいます。
今は必要なくても、将来必要になったときに、あのとき見たチラシを思い出すかもしれません。
そのドラマが始まる可能性は非常に少ないかもしれませんが、ゼロではありません。しかし、私たちがこの百枚、千枚、一万枚のチラシを投函しなければ、絶対にそのドラマが始まることはないのです。

私たちは、ポストを通して、商品やサービスと、それを求めるユーザーが結びつく可能性を切り拓きます。その可能性が現実となったとき、私たちは無上の喜びを感じます。そのような小さな、しかし暖かいドラマが生まれることが、私たちにとって最大の報酬です。

私たちは、ポストが好きです。

私たちは、ポストを愛しています。

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